会長メッセージ
世界連邦運動協会にご関心をもってこのサイトをご覧いただき、ありがとうございます。世界連邦運動協会会長の大橋光夫です。
ロシアによるウクライナ侵攻を見ましても、約80年前につくられた現在の国際連合は、世界の平和と繁栄を維持拡大するためには不充分です。
民族や宗教の違いが原因となる国家間の争いや、世界において自国の影響力を維持あるいは拡大したいという各国の願望が、結果的に戦争と人間の殺し合いを継続させています。 したがって、このまま事態が改善できなければ、核の脅威で人類の破滅が数十年先の地球の姿かも知れないのです。
このような地球規模の課題に対して、国境を超えた世界レベルの民主的システム、すなわち「世界連邦」を創設しようというのが私たちの運動です。人類が互いに信頼と尊敬を維持し、繁栄していくためには、世界連邦を実現していくより道はないのです。
日本では、衆議院・参議院両院で世界連邦に関する国会決議が行なわれています。このような決議を国会で行なったのは日本だけです。決議の中では、国際機構の改革強化・国際法の発展・軍縮外交の推進、そして世界連邦実現の道の探求などに政府が努力するべきであることが明示されています。また、自治体においても、1都2府25県と200以上の市区町村が世界連邦に関する決議を行なっています。
ふるさとを愛し、自分の国を愛する心は大切です。同時に地球全体・世界全体に目を向けることも忘れてはなりません。地球全体・世界全体を守ることが、同時にふるさとや自国を守ることに結びつくのです。80億人の人類は、全員が太陽系で生命が存在する唯一の惑星、宇宙船地球号に乗っています。民族紛争や宗教対立を超えて寛容と調和の時代をつくっていきましょう。
ぜひ、このサイトを通じて私たちの活動をご理解ください。そして、いっしょに活動してみたいと思っていただけましたら、ぜひ私たちの仲間になってください。私たちは皆さまの参加を歓迎いたします。
国家・民族・宗教の枠を超えて人々が手を携えて、世界連邦の実現に向けてともに歩んでいこうではありませんか。
一般社団法人 世界連邦運動協会
第9代会長 大橋 光夫